散題 051-100



ここでお別れです、
ららら、ブルースカイ
何も見ないで 僕の名前だけ呼んで
たくさんの人に届けばいい
愛の差は差し入れたコンビニの肉まんとあんまんの値段の差
お目覚め一杯、駆けつけ三杯
左手に盾を、右手に剣を
光の槍で貫いて
鳥じゃないから空は飛べないけどあなたを見ていることはできるの
声だけ聞くのはつらくて、繋がる手段は捨てたから

恋は一人、愛は二人、それならあたしは愛人でいいわ。
やめてね。やめてね
世界とは終わりつづけることで存在をゆるされていることなり
エルニーニョ
星屑を見あげて奈落に落ちる
おれじゃなくてあの人を助けてほしかった
抱きあげる腕は無いけれど、歌えるだけの声はあるから
声にしたら言葉は酸化してしまう
あなたに笑ってほしいから、なんて基礎理論はだめかしら
所詮なのか所謂なのかはおいて取り敢えず

喉を裂かないと魔物が来るよ
耳にピアス開けるっていうのは身体に五寸釘入れるのと同じなんだからね
貴方を一番に迎えられるようにずっとずっとここで待ってます
殉教者の土
なぜひとはあいされたいとおもうのでしょう。
埋葬者の指
いつまでのさばっているつもりなんだ
巡礼者の蜜
ずっと好きでいるのは疲れる
せっかくだからゆっくり歩きましょう

期待には応えなければならないと誰が言ったの
いってらっしゃい。待ってるから安心しておかえり
染みる温度
「どうしよう、おれ今全力で恋してる!」「大丈夫。変の間違いだから」
男の子に生まれたかったってきみは言うけどそうだったらきっと出会えなかった
腐敗の美学
ヒトが百人いるなら、きっと百色の物語がある
そこまで長生きする予定じゃないから鐚一文も払いません
腐ると発酵は似て違うものです
先生、愛ってなあに

じゃんけん強いとばかって知ってた?
一刹那ですべてが終わる。さあ撃鉄を起こしなさい
ただ一緒にいられるということがしあわせ
ミスをしないというミスを常に怠らない男です
もっとやさしいいきものにうまれたかったんだ
知らない場所の地図を表す電光掲示板を見上げれば
すこしでも私を知ってもらえたら、私は貴方の物語の登場人物になれますか
泥濘に足跡を残すように、わたしの記憶を置いていく
誰かにとっては些細なことでも君と僕にとっては特別なこと
剣を背負い災厄を胸に星を歩き彼女と約束したあの場所へ